[CentOS 7] 既存LVMスワップパーティションを使用できるようにする
この文書には何が書いてあるの?
CentOS 7にハードディスクを増設しました。
このハードディスクは新品ではなく、他のCentOSで使用していました。
LVMパーティションが切られていて、スワップ領域もあります。
このスワップ領域を使用できるようにしました。
同じ作業をするようなひとはほとんどいないと思われますが、メモ代わりに。
作業手順
(ステップ1) LVMのLogical Volumeを調べる
lvscan
コマンドです。
# lvscan
ACTIVE '/dev/centos/swap' [3.88 GiB] inherit
ACTIVE '/dev/centos/home' [94.62 GiB] inherit
swap領域の名前は/dev/centos/swapでした。
(ステップ2) mkswapする
# mkswap /dev/centos/swap
(ステップ2) swaponする
# swapon /dev/centos/swap
できたかどうか見てみます。
# swapon -s
Filename Type Size Used Priority
/dev/dm-0 partition 4063228 0 -1
# free
total used free shared buff/cache available
Mem: 4047000 99084 3809952 8648 137964 3778040
Swap: 4063228 0 4063228
(ステップ4) /etc/fstabに追記する
再起動しても使用できるように /etc/fstab
ファイルへ追記します。
まずUUIDを調べます。lsblk
かblkid
コマンドで調べられます。
# blkid /dev/centos/swap
/dev/centos/swap: UUID="84638646-2b7d-4022-b1e1-bc03426279f7" TYPE="swap"
調べたUUIDを /etc/fstab
ファイルに追記します。
/etc/fstab
UUID=84638646-2b7d-4022-b1e1-bc03426279f7 swap swap defaults 0 0
(ステップ5) リブート
うまくできたかどうか、試しにリブートしてみます。
リブート後 free
や swapon
コマンドで見てみて、ちゃんとスワップ領域があればOKです。
お疲れ様でした。