以前に書いた記事1は手順も長く面倒だったので、ModuleとしてまとめてPowerShell Galleryへ公開しました。

準備

PowerShell Galleryを使用できるように、Windows 10かWMF 5を用意します。

モジュールをインストールしてインポートします。

PS C:\> Install-Module AzureRmMinus
PS C:\> Import-Module AzureRmMinus

Login-AzureRmAccountでログインしておきます。

使い方

ステップ:one:

アプリケーション、サービスプリンシパル、Automationアカウント、RunBook、Automationアカウント資産を作成します。

以前の記事のステップ:one:ステップ:seven: までに相当します。


PS C:\> New-AzureRmStartStopVmAutomation -ResourceGroupName rg01 -AutomationAccountName aaaa01
AD Application's Password:: *********
Re-type AD Application's Password:: *********

コマンドを起動するとパスワードを聞かれますので、アプリケーションに設定したいパスワードを入力してください。ここで設定するパスワードは他では使いませんので、適当に長く複雑なものを入力してください。

ロケーションは指定されたリソースグループと同一になります。

オプションの説明

オプション 説明
ResourceGroupName 既存のリソースグループ名です。
AutomationAccountName 作成するAutmationアカウント名です。

ステップ:two: スケジュールの作成

作成したAutomationアカウントにスケジュールを作成します。


PS C:\> New-AzureRmAutomationSchedule -ResourceGroupName rg01 -AutomationAccountName aaaa01 -StartTime "2016-04-08 9:00" -Name nineo -OneTime

ここで作ったスケジュール名は次のステップで使います。

ステップ:three: スケジュールとRunBookを紐づけ

VM起動RunBookとスケジュールを紐づけるときは、Register-AzureRmStartVmScheduleRunbookを使います。


PS C:\> Register-AzureRmStartVmScheduleRunbook -ResourceGroupName rg01 -AutomationAccountName aaaa01 -VmName MyVmName -ScheduleName nineo

VM停止RunBookとスケジュールを紐づけるときは、Register-AzureRmStopVmScheduleRunbookを使います。


PS C:\> Register-AzureRmStopVmScheduleRunbook -ResourceGroupName rg01 -AutomationAccountName aaaa01 -VmName MyVmName -ScheduleName nineo

オプションの説明

オプション 説明
ResourceGroupName 既存のリソースグループ名です。
AutomationAccountName 作成したAutmationアカウント名です。
VmName 仮想マシン名です。
ScheduleName 作成したスケジュール名です。