これはなに?

Azure File共有(SMB 3.0でアクセスできるやつ)をUbuntuに自動マウントさせました。

環境

  • Azure Storage account
  • Azure Virtual Machine
  • OS: Ubuntu 18.04

autofsの設定

インストール

autofsをインストールします。

sudo apt-get install autofs

設定ファイルの作成

/etc/auto.masterに読み込ませるファイルを作ります。
ファイル名は適宜。


sudo mkdir /etc/auto.master.d
sudo vi /etc/auto.master.d/tracker-backup.autofs

中身はこんなんです。

/etc/auto.master.d/tracker-backup.autofs

/-      /etc/auto.tracker-backup

マップファイルを作成します。

sudo vi /etc/auto.tracker-backup

中身はこんなんです。

/etc/auto.tracker-backup

/backup         -fstype=cifs,vers=3.0,username=ユーザ名,password=パスワード,dir_mode=0777,file_mode=0777,sec=ntlmssp              ://ストレージアカウント名.file.core.windows.net/tracker-backup

/-としてダイレクトマップにしたので、先頭の要素はキーではなく絶対パスを書きます。

パスワードが書いてあるので、ファイルパーミションを変更します。

sudo chmod 600 /etc/auto.tracker-backup

:notebook_with_decorative_cover: ノート

長々としたオプションは、Azureポータルから確認できます。

ストレージアカウントを開き、ファイルストレージを選択します。端の…をクリックして[Connect]メニューを選択します。

image.png

そうすると、以下のようなものが表示されるので、ここからコピペします。

image.png


autofsを再起動

sudo systemctl reload autofs

確認

mountコマンドでマウントされているか確認します。

ls /backup
mount

ファイルを作ってみます。

touch /backup/hoge

Azureポータルで見てみます。

image.png

できていました。